糖分摂取量のお話

ここでは糖分の摂取過剰による、からだへの影響について、すこしお話してみようと思います。

当院には、日々様々な症状の患者さんが来院されます。私の鍼灸治療法は、症状に対する直接治療(対症療法)ではなく、からだを治してあげればそれに随伴する症状は自然に消える という理念にて様々な疾患を治療しています。


患者さんの訴える症状には必ず原因があります

たとえば胃の調子が悪い人が
五十肩になった場合、ほとんどが左側です。
これは胃が左にあるために症状が左に出やすく、肩ではなく胃の治療をメインにからだを
治せば自然に 肩は治ってしまいます。
この様に、からだの何処に原因があるのかを探すのが治療において重要なのですが
実際に悪いところを探していますと、膵臓に負担のかかっている患者さんが
かなり多く見受けられます。

血液検査の結果がわるいわけではないのですが、 明らかに膵臓の元気が無く、血流悪く冷えやすい、疲れやすい、つまり代謝の悪い治りにくいからだになっている人が多いのです。

 

これらの患者さんたちに、日常の食事や間食の内容を聞いてみますと、やはり甘いものが
好物だという人が多く、朝ごはんの代わりに角砂糖を3個いれたカフェオレを2杯のんでいて
その他にも甘いお菓子を毎日食べている人。

紅茶の好きな人は、一日に8杯飲んでいたのですがすべてスティックの砂糖2本入りだったそうです。

これだけで1日にして100グラム、1ヶ月では約3キロ、1年で36キロの砂糖を摂取しています。

このほかにも商品名は出しませんが、皆さんよくご存知の黒色の甘い炭酸飲料が好きなのだそうです。

また別の患者さんで、この方は腎臓病が持病にあり膝痛で来院されたのですが
腎臓病のため、たんぱく質をとることが出来ないので糖分と油でカロリーを補うよう、栄養士から
指導されていました、しかし長年の砂糖過剰摂取により膵臓が疲れ、それを補おうと他の臓器も
元気がなくなり、筋肉や骨が弱り膝に痛みがでていました。
それと会社勤めの一人暮らしの方に多いようなのですが、朝ごはんを甘い缶コーヒーですませたり
タバコ休憩時にまた缶コーヒーなどとやっていると、それだけでかなりの糖分になってしまいます。
これらの患者さんには、出来るだけ甘いものをやめてもらい膵臓を元気に働くよう治療してあげれば
訴えていた膝痛、腰痛、肩こり、目の疲れ、だるさ、挙げたらきりがないのですが。。。これらの症状は
自然にきえてゆきます。

 

一般的に砂糖は、疲れが取れる、ストレスがたまったときにホッとするなど良いイメージで
捕らえているようですが、それはほんの少量での話です。
良いものでも摂りすぎは害になるのです。

砂糖の害については、下記に挙げた本などに詳しく紹介されているので、興味のある方は
よんでみてください。

○幕内秀夫 著:「美味しい食事の罠(砂糖漬け、油脂まみれにされた日本人)」宝島新書

○高尾利数 著:「砂糖ははからだも心も狂わせる」PEGASUS

 

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