休肝日

初診の患者さんには必ず、お酒を飲んでいるか聞くのですが、週に何日か

種類は何か。肝臓が丈夫な方もいますが、年齢とともに肝臓の機能は確実に低下します

アルコールの解毒も年齢とともに大変になるので、10年前と同じ量を飲まれては

肝臓さんが可哀そうです、毎日は本当に良くありません。

毎日飲まれてる方に言うのですが、「お休みが無いって肝臓さんブラック企業に

お勤めですね」と (休む事って大事ですよね)

肝臓は解毒 栄養素の代謝 胆汁の生成 などの働きの他に

漢方ではストレス 怒りを我慢することも肝臓の仕事と考えています。

なので酒量が多いと代謝が悪くなり体が治りにくいので、なるべく休肝日を

作ってもらうようお願いするのです、ちなみに私は土日しか飲みません。

お酒の種類はどうか

ビール 日本酒は、麦や米のジュースみたいなものなので糖質が多く

これらを毎日となると、血圧があがりますし糖尿病になる確率もあがります

蒸留酒は糖質はゼロですが、飲みすぎてはダメです、お酒が薬なのは

スプーン一杯までだそうです、(そのくらいで十分血行が良くなるから)

先日、ランニングが趣味で、ビールと日本酒を毎日飲まれてる患者さんにお話ししたのですが

「糖質が多いと筋肉がちぎれやすく、アルコールが多いと靭帯がちぎれやすくなります」と

(東洋医学では膵臓は筋肉 肝臓は靭帯と関係がある)

糖質で膵臓 アルコールで肝臓が悪くなると筋肉 靭帯も切れやすくなる事を説明し

休肝日を作ってもらう約束をしました。

走れば筋肉 靭帯 関節に負担がかかります、回復力以上に走ってしまうと

ダメージが蓄積するばかりです。

不妊症の治療の方にも、子宮 卵巣は肝臓から元気をもらっているからと説明し

お酒はやめるようお願いしてます(糖質と目の使い過ぎもいけません)

それとダメなのが、ストレス解消にお酒を飲むくせがついてる人

先ほどもお伝えしましたが、ストレスを我慢するのも肝臓なので

この飲み方は最悪です

皆さん、お酒は楽しく、ちょうど良く飲みましょう。

 

 

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