剋するとは支配、勝、抑制という意味。木は土の栄養を吸い上げ土を弱くします。
土は水をせき止め、水は火を消し、 火は金を溶かし、金(金属)は木を切る。
肝は脾を、脾は腎を、腎は心を、心は肺を、肺は肝を働き過ぎないように抑制している。
土は水をせき止め、水は火を消し、 火は金を溶かし、金(金属)は木を切る。
肝は脾を、脾は腎を、腎は心を、心は肺を、肺は肝を働き過ぎないように抑制している。
相生、相剋を治療に利用すると「肝」の気が弱く(虚)、これを元気にしたい時 その母である「腎」を元気にすることによって「肝」を治療する(相生)。
これに対し(相剋)では肝の元気が強すぎる時(実)、その子である心の 元気を少なくしてあげると、心に剋されていた肺が元気になり、結果として「肝」を剋する力が強くなるというもの。