タバコは患者さん本人が吸ってなくても、家族で吸っている人がいると肺や気管支がおかしくなります
何年も何十年も同居人が吸っていると、吸っている本人はもちろん肺は真っ黒なんですが、
(解剖実習で見ましたが、吸ってない人は木綿豆腐の色、吸っていた人は限りなく
黒に近い胡麻豆腐の色でした)
同じ空間にいる家族も肺が真っ黒になっていると思います、先日そんな患者さんがいました
痰がつかえるから何とかならないかと頼まれ、タバコはと聞くと
私は吸わないけど主人が何十年も吸っているとのこと
明らかに副流煙により肺と気管支がやられた症状です、タバコ吸ってないけど
吸っている人と同じよう鍼灸を施しました
年配の男性の方で痰がつかえて苦しい人は、だいたい昔ヘビースモーカーだった人です
やめて何十年たってもタバコの害は残るんですね、今吸っている人早くやめたほうがいいですよ
電子タバコも煙が出ないけど、煙が見えないだけで毒だらけ、毒が見えないだけ
まわりに迷惑かけないからって勘違いして、デカい顔して電子タバコ吸っている人いますが
大きな間違い、大迷惑です、健康にいいタバコなんて無いから
騙されちゃダメですよ、軽いタバコは深く吸い込むから肺腺癌になりやすいらしいですよ
まー本人は自業自得ですが、家族は気の毒ですね。