中心性脊髄損傷は
交通事故 スポーツなどで 頸椎の過伸展 過屈曲が原因となり
脊髄の中心部が損傷を受け 手腕のしびれ 麻痺 痛みなどがでたものをいいます
中心性脊髄損傷の特徴
中心性脊髄損傷の特徴は 上肢(腕や手)に症状が出ることです
これは上肢の神経線維が脊髄の中心よりにあるためで
脊髄損傷との違いは
下肢(足)の神経線維は脊髄の外側よりにあり
外側を損傷すると下肢が麻痺してしまう脊髄損傷となります
当院に来院される患者さんは ひと通り病院での検査 治療しても
手指などに ピリピリした痛みが残ってしまっている状態です
中心性脊髄損傷の治療
治療的には 通常のむちうちの処置に加え
脊髄の損傷回復を早めるため
身体の中心を通る経絡(任脈 督脈)などのツボを使用し
腕や手指の症状を減少させていきます
中心性脊髄損傷は
ムチウチにプラス脊髄神経線維の損傷なので
回復は それなりに時間がかかりますが
あきらめず 根気よく治療を続けてください