頭痛の原因と治療法
頭痛・頭重の場合、脳腫瘍、くも膜下出血等の疾患によるものもあるが、鍼灸、気功治療はこのような器質的な疾患がなく、検査で原因の特定できないものに特に有効です。
(片頭痛、緊張型頭痛、群発性頭痛など)
このような患者さんは非常に多く、ほぼ全員の方が頭痛薬を服用しております。
これはあくまでも痛み止めであり原因を治療しているのではありません。
(虫歯なのに痛み止めでごまかすのと同じ)
私の治療経験上、痛む頭部だけを見るのではなく、からだ全体を治すことが大事だと思います。
頭痛もちの患者さんは必ず他の部位、肩こり、冷え性、不眠、倦怠感や便秘等の消化器系、生理痛等の婦人科系の不調を抱えているはずです。(自覚症状のない場合もある)
その不調をからだは、頭部において痛みとなり教えてくれているのであって
このようなからだの訴えを適切に聞き取り治療することが大切なのです。
前記の不調はほとんどが自律神経失調症からくるもので、この治療を施しさまざまな体調不良の改善をすれば頭痛は同時に消えるものなのです。
ポイントは頭痛でなく、からだ全体を治すという事です。